商いの始まりと終わり

たまたまですが、私の知人、別々の2人が、明日8月31日をもって数年間続けてきた飲食店の経営、運営を終了し閉店するとの知らせが入りました。

正確には、1人は経営者として居酒屋を。もう1人は会社の社員としてマネージメントしてきた、物販と飲食を兼ねたお店を。

察するに閉店には諸々のやむを得ない事情があったようですが、ともに数年間お客様に愛され続けてきたお店であり、お2人ともこだわりや愛情をもって頑張ってきただけに、残念さや悔いが残っているのかもしれません。

私自身は過去、フランチャイズ本部企業の社員として、店の立ち上げ支援にも、閉鎖にも関わったことがあります。

お店の立ち上げ支援はとても忙しかったのですが始まりのエネルギー、活気に満ち溢れており楽しかったものです。

しかし、直営店長として関わったある店を上の決断で閉鎖するときは(元々閉鎖するときかされ赴任されており、覚悟はあったのですが)、終わらせることへのモヤモヤ、やはり自分に対する悔いや、アルバイトスタッフとの別れへの残念さを感じました。これは店長を経験した者でないとわからないかもしれません。

ただ、世界は循環するもの。

何かを終わらせなければ生まれるものもありません。捨てなければ得られない。

通っていたお店の 閉店はただただ残念ではありますが、お二人の新天地での飛躍を祈るばかりです。

明日、そのひとつのお店に行ってきます。