パッション

 本日は朝からとある「大学内ベンチャー」の経営者さんのお話を聴いてきた。

 経営者さん、と言っても大学内ベンチャー発の企業の何と27歳の大学院生!!(ご自身経営者でありながら営業マンでもあり、また研究者でもあるようだ。)

 

 聴衆がほぼ中高年の経営者の方々40名ほど、という中で当初はものすごく緊張していたけれど、いざ前で話し始めるとまさに「情熱ある起業家」ということで、今していること、それに向けている情熱などがダイレクトに伝わってきた。

 起業した時していたことと、今やっていることは違っているけれどもそれでも「地域の人を元気にしたい」その思いは純粋なようで、事あるごとにこのフレーズを繰り返していらっしゃった。また、あまりそういう話はしていなかったけれども、相当な葛藤、失敗、チャレンジがあり、またその結果が魅力となってその方からにじみ出ていた。(壇上に立った時に初見で感じた腹のすわり方はおそらくその経験からきているようにも見えた)

 

 自分の意思で、経営者として1から育ててきて、しかも腹が決まっていればそれはそれで成長する。(しかもいろんなものを背負っているから逃げることはできないし)

 

  比べて自分の場合はどうだっただろうか?

  同じ道を歩まなかったのがダメということではないし、人それぞれに宿命の向き合い方があるとすれば。

 

 私の宿命の消化の仕方にはまだまだ向上の余地がある。

 花供養12日目完了。