意識と行動の主導権を取り戻す
自分独特の表現になりますが、ここ3年の勤務時に、心身を「オートモード」にしていたと気づきました。
何かと言うと、要は仕事の時間や量が多く、まだ次の日のシフト出勤の時間が当日夕方にならないとわからないとか、不規則な状態だったのもあり、心身の負担を少しでも減らそうと、「こうなったらこう動く」と思考を挟まずに直感で動くような感じ。
これのいいところは、やるべきことが決まっていればゴールに向かって素早く一直線にだだだだっと作業をできるところ。
悪いところは、イレギュラーが起こった際に対応できないこと。多分、イレギュラーが起こった時によく頭が真っ白になっていたのはこのせいかと思われます。
逆に有給休暇に入ってしばらく一日の過ごし方に違和感があったのも、このオートモードを解除できていなかったからでしょう。
という訳で、その解除のために瞑想したり、マインドフルネスを実践していたり。
また、マインドフルネスにも共通する部分でもあるのですが、なるべく目の前のことに対し、意識的に念を込めて行うよう心がけています。そうやってみて改めて気づくことも多々あり。
ただ、これは仮に平常の状態だったとしても簡単なことではない感じ。
人と話すときの自分を観察していても、意識は本当にその目の前の方に寄り添っているか?というとできていないように思えます。学びの兄弟子の先生方は割とそれができている感じに見えますが。
15年ほど前でしょうか。
当時住んでいたところにかの「小林正観」さんがいらっしゃるときき、講演を聞きに行ってきました。
その時に聞いた話で唯一覚えているのが「念という感じは今に心を込めること。だから今に心を込めて生きなさい」というようなお言葉。
果たしてそれができているだろうか?日々自分に問うていきたい次第です。
花供養15日目終了。