噂のキャッシュレス決済商業施設へ

 今朝、とある理由で餡パンを買いに行ったのだが、そのお店がテナントとして入っている商業施設は全国にもあまりない『現金お断り、キャッシュレス決済オンリー施設』。

 

 せっかくなので餡パン購入のついでに他のテナントも見てみることにした。。。。

 

 元々この飲食商業施設の母体は地方銀行で、『地元のおいしい店、食べ物を皆に知ってもらおう』ということと、あとその地方銀行が発行する独自の電子マネーを広げる目的があった模様。

 

 その電子マネーは私も名前は知っているが、今なお使ってはいない(メリットを感じないので)。

 

 中をみ歩いた結論からいうと、土日のお客さんの入りはみてないからわからない、、が、平日は閑古鳥が鳴くのもわかる、、、という感じ。

 まず立地はメイン通りから一つ外れていて、ビルの外見(普通すぎる)からもそこに飲食商業施設があるのが若干わかりづらい。当然利用客は近隣オフィスのサラリーマンや地元民に限られる(何も対策をしなければ、の話)。

 次にお店、商品そのものの訴求力。

 合計約10店舗、ブランド、集客として弱いなあという印象。

 たとえ地元では名店舗だったとしても、他県からのお客様にはヒットするかわからねえ。。インスタ映えも含めて。と、具体的にどの層のお客を狙っているかすらよく見えない。

 

 一体どういう戦略でここに建てたのだろう??

 

 なんというか総合的にみると、

 

 ビル建てるときに1、2階のスペースが余っちゃったから、その銀行のお客様の店舗を言い訳つけて無理やり入れた、という感じ???ちなみに、このビルの上の方は銀行のオフィスになっているようである。もしくは、社員食堂や福利厚生目的で作ったのか???

 

 そして、私もキャッシュレス決済に関わる仕事をやっていたことがあるからわかるのだが、キャッシュレス決済を採用したお店にとってのデメリットおよび悩みは

 

 『売上金が店側に振り込まれるのがすぐじゃない』ということ。

 (これは、以前入ったランチ屋さんのカウンター奥でたまたま店の人がその話をしていたのをきいていたことからもわかる)

 

 となると、店テナント側にとって資金繰りに困ることは当たり前に予想ができる。

 

 ※故に銀行から、出店にあたり家賃を安くするとか、融資を増やすとかしているんじゃないかとも予想。が、真相はわかりません。