社会的『役割』を得、自覚し初めて動き出す
どこかで聞いた話ですが、人はその資質があるがゆえにそれに応じた役割を得るとは限らず、役割を得、自覚することで頑張りだし、後天的に必要な資質を身につけていくものだ、と。
言い換えると、例えば一見才能のなさそうな者でも一度リーダーの役割を得て、精進していくならその資質を身につけることができるということでしょう。
そのカラクリは、役割を得て社会的に果たさなければならないとなると当然その人はその役割での新しい体験を得、また学ばされることになるから。
心理学的にいえば『ピグマリオン効果』ってもので、自覚することで内面もそう変わっていくものです。
言い換えたら、役割や立場を得ることにより人は新たな成長のステージに立つといえるでしょう。
ただしここで肝なのは、
あくまで『役割を得、自覚すること』。
たとえ社員であろうが月給泥棒に身を窶しているならば、やるべきこと、役割を心得て、お客様に尽くし、一所懸命に働くアルバイトには『給料では勝っていても影響力では劣り』現実面では大きな差となってくるでしょう。
今この生きる時間。
私の今の役割は、『春の目覚めの時期まで身を置く場所で一所懸命にお尽くし、エゴをださず、職場がよりよくやるようにサポートしていくこと。』
立場役割でいうなら助っ人という感じですが、1日8時間以上働きながらも、与えられた役割をしっかり果たそうと考えています。
もうすぐ天中殺明け。この戌亥天中殺の今年8月、私は『立場』『役割』を失いました。(というか、耐えきれなくなり放棄したのに近いですが、仮に保持していたとて恐らく後に失っていたと思います。)
そこも重々反省し、次に繋げていきたいとも。