テレワークについて

 今の仕事は、車で数十分かけ、海の見える道路をドライブしながら朝早く通い、社内から出ることは基本できない。そして午後5時には大抵退社、そんな規則正しく、学校みたいな生活。

 

 実は社会人になってから今までの大半はそんな規則正しさとは無縁。(シフト制とかだった)

 入社できるまでできるかなー、とすこし心配だったけど、意外にこれがしっくりくる。

 過去に在籍したところと比べてもあれだけど、そもそも今は残業しない(大抵する必要もないし、マクロまだ極めてない自分のスペックですら何とかなる)という意味ではストレスがないし、夕方5時には退社なので、少し遊んでからも帰れる、というところは心地いいことに気付いた。また、社内から出られない、というのも大したことはなかった。

 規則正しいのがダメ、とかいうのは杞憂だったようだ。

 ちなみに、業界柄ここはコロナのときも関係なく働けるので、恵まれていた。

 そんな中で、コロナのこともあって感じたのは、

 ●今の自分の職務においては、うまく工夫すればテレワークでできるんじゃね?

 ●いや、他の部署の人もテレワークでできるんじゃね?

 ●となると、わざわざ遠い職場まで通って仕事するとは???

 

 ここに当たり気付いたのは

●リアルに会社に来て仕事をするならば、テレワークでできること以外の、、、つまり、会社に来なきゃ出せないアウトプットをすべきではないか

 (けっして、テレワークしたい、という願望だけからきたのではない)というところ。

 

 正直、極論会議もオンラインでできることはわかったし、ラインなどでも連絡しあえる(問題は、ほぼ全員がそれを使いこなせていないことだが)。

 ならばむしろ、リアルで集まってでしかできないことをすることが、職場の存在価値ではないかと。

 

 

 干支で表すならば、今年はいわゆる変転変化の年、という。

 倒産や閉鎖は免れ、ただしこれまでのシステムを見直し、プラスに向かう会社は幸いなのかもしれない。

 何故ならば今回のことにより、今までの問題点と向き合い、改善せざるを得なくなったからだ。

 人も会社と、大きな問題と向き合うことなしには変化もしないし、急激に成長もしない。

 批判する気はさらさらないが、コロナ禍の直撃を免れたのは果たしてよかったのか、悪かったのか。