ドラえもんの秘密道具が実現する未来
日経コンピュータを読んでみたら、今回発刊1000号記念ということで、「ドラえもんとAI」という特集がされておりました。
https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00996/
(日経コンピュータさんのHPより)
この記事のように、僕が子供の頃は想像すらできていませんでしたが、意外にドラえもんの秘密道具でそのまま、あるいは近い形で実現したもの、実現しつつあるものって結構あったりします。
わかりやすいのは透明マントや翻訳こんにゃくに近いものとか、あと、お好みボックス↓のような 、まさにパソコンやスマホといったデバイス。
そう考えたら、欲しいものは手に入りやすくなり、したいことが実現しやすい、そんな世の中になってきたと言えるかもしれません。
もちろん、この便利になった現在、未来を否定はしません。
しかし、「陰陽論」では世界は「精神・陽」があり「肉体・現実の陰」があり一つと言います。
「ドラえもん」という漫画・アニメも「秘密道具」と「それを使う、夢や希望、心を持ちいろんな体験をして心豊かになっていくのび太くん・ドラえもんたち」がいてストーリーとなり、感動や面白さが生まれる。
果たして今の僕らは「(もはや秘密ではなくなった)道具」を使いながら、本当にみんながそれぞれ「自分が生きていると実感できている」「幸せと思える」体験をできているのだろうか。
むしろ秘密道具なんかなくても、身近に支えてくれて、共感してくれて、時には叱ってくれるドラえもんのような存在がいるだけで幸せを感じられるんじゃなかろうか。
だからやっぱり、本当の幸せは日常の何気ない体験にあるんじゃないか。
ふと、そんなことを考えました。
花供養22日目完了。