『侍』
『侍』展ということで、博物館へ。
入ってみると意外や意外、平日にも関わらず結構な人だかり。若い女性も混じっていたのは、『刀剣乱舞』とコラボした商品を販売しているからだともあとでわかりました。
(そのあたりは、なかなかうまいな、と感じました)
今回の展示では、日本の古墳時代前後からの時代に沿って武具(ほぼ刀か鎧か兜)を見ることができます。
発掘された古墳時代の兜や甲冑の一部などは錆びてぼろぼろのものもある一方、平安時代以降の名匠の刀や、文化財に指定されているようなものは一点の曇りもない、見事な輝き。
ちゃんとメンテナンスされているからこその品質かと想像できますが、そこに『牽牛星=辛』らしさを感じました。
また、武将にとって鎧、兜、名刀は、権威の象徴であると同時に、かっこよさを示すもの、自分自身の表現でもあるとしたら、現代人とはじつはあまり変わらないのかもしれません。