「7つの会議」


池井戸さんの作品はあまり知らないのだけれど、何故世間的にヒットするか、というのが気になり調べてみた。

こと、この映画については過去〜の自分の経験、見聞などから、共感できるシーンも多々。(映画でははしょられている登場人物の背景もあるので、小説も併せて読んでみると、より理解しやすくなる)

  半沢直樹にしても、この映画の主人公の原島万二にしても、大企業のサラリーマンが、自分の意思を通しながら企業社会で起こる理不尽さ、悪に立ち向かっていく姿が描かれている。
かといってその起きる出来事は、 全くの虚構で、実生活とは関係ないとは言いがたく、リアルでも起きうるからこそ、そこに色んな人間模様、感情がこもっているからこそなおさら共感しやすくなる。

観ていて感じたのは、面白さと同時に自分が主人公だったら果たしてどう行動しただろうか。適切な立ち居振る舞いは??映画のようにならないためにはどうしたらよいか。あと、一見エンターテイメントだが、このような映画がヒットする世間の背景、裏側にある人々の心理は何か。作者がこれを書いた意図は??とかとか。
ただ、半沢(ドラマ版)にしても原島(映画版)にしても、自分の意思を貫き通したその結果は。。。。。。。

これからどうしていくか、含め最近非常に考える。まあ、考える暇があれば行動しろ、という話でもあるのだけど。